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換気機能を高めたダイキンエアコン

ダイキン工業が、家庭用エアコンの主力モデル「うるさらX」の新製品を10月28日に発売。

昨夏以降、新型コロナウイルス感染拡大で注目された換気をしながら空調ができる機能で、従来の給気方式に加えて排気方式も追加し、在宅時間の増加に伴い除湿やウイルス抑制の機能を高めたエアコンとなっています。

 

うるさらX(Rシリーズ)
うるさらX(Rシリーズ)

新製品では、室外の空気を取り入れながら温度を調整する換気機能に排気方式も追加され、冷暖房をしながら、部屋にこもった熱気や湿気を室内機からとりこんで室外機で排出し、冷房停止後の乾燥運転で出る湿気も外に逃がすのだそうで、給気と排気は室内外の気温差で効率よく切り替わるほか、リモコンから手動で切り替えることもできるのだとか。

 

さらに、除湿機能の制御方式を改良し除湿量を従来機の約1.5倍に高め、衣類の部屋干しや外出自粛の中で機会が増える窓を開けての換気、料理などでの湿度上昇も抑制し、抗ウイルス作用を持つ静電フィルターを採用して浮遊するウイルスの抑制効果を高められています。

 

 

価格は14畳タイプで32万円前後が想定されています。

 

令和3年4~8月期の家庭用エアコン市場が昨年来の巣ごもり需要や特別定額給付金の反動で縮小する中、ダイキンは前年同期比およそ5%増で売り上げを伸ばしており、本製品であるうるさらXは前年比15%増の年間24万台の販売を目指すのだそうですよ。