全日空が、台風19号の影響によって、12日に羽田空港と成田空港を発着する国内線のすべての便を欠航にするのだそうで、欠航にとなる便の数は約370便に上るのだそうです。
また、JR東海でも、12日の昼前から東海道新幹線の本数を減らしたり、運休したりするのだそうで、今回の台風はこれまでにないほどの影響を与えています。
気象庁がおこなった異例の記者会見では「自分の命、大切な人の命を守るため、早めの対策を」と注意を呼び掛けていますし、さらに11日に開かれた会見では「1958年の狩野川台風に匹敵する恐れ」があるのだそうで、大雨特別警報を出す可能性もあるとしており、最大限の警戒が必要なのだそうです。
なんでもこの台風19号はあまり勢力を落とさず、12日(土)午後に「非常に強い」勢力で東海や関東に上陸する恐れがあるとのことで、この台風の勢力とは中心付近の最大風速で決まるのだそうで、「非常に強い」というのは強い方から2番目の勢力となるのだそうで、この「非常に強い」勢力で日本列島に上陸する台風はそうそうないらしく、昨年の2018年台風21号の前は1993年台風13号まで遡るくらい大型の台風となるのだそうです。
この影響で現在日本で行われているラグビーワールドカップも数試合が中止となっていますから、それを考えると来年行われる東京オリンピックへの心配も出てきますね。
とはいえ、今は、未来のことよりも現在のことを心配したほうがよさそうですので、くれぐれも過信しないようにきをつけておきましょう。